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ひとつよが

平和を祈って

ガラス窓から差し込む夏の光。


これだけはきっと当時から変わらず

音もなく床を照らしていたのだと思うと

時間の流れって

人間の営みって

いったいなんなのだろうと

思わずにいられなくなった。


8月15日

あらゆる戦争がなくなりますように。



UNESCO World Heritage Trebic Jewish Quater

世界遺産

チェコ トゥシェビーチ(人口約36500人)の

イフラヴァ川の北岸に残

チェコ最大規模のユダヤ人地区


ユダヤ教徒が迫害された時代

キリスト教徒との共存社会が

築かれた街


123件の家屋とともに

17世紀に建てられた旧シナゴーグ(見学不可)と

バロック様式の新シナゴーグを

修復された美しい街並みに観ることができます。



新シナゴーグ




カーテンで覆われている棚(タバナクル)には

モーゼ5書が収納。



天井桟敷は女性専用のためのスペース。


当時は礼拝だけでなく

集会や教育の場としても使われていたそう。


第ー次世界大戦後、ユダヤ人人口の減少により

礼拝所としての役割はなくなり

実業家によって、倉庫として使われるようになる。

徐々に荒廃してしまう。


更には第二次世界大戦時の

ナチスによホロコーストにより

ユダヤ人社会はわずか10人のみに。


その後、1989年から1997年の間に改築が行われ

1500万コルナ(日本円で1億)を超える改築予算の大半は

トシェビーチ市が負担。


チェコ共和国の文化省も「復興ブログラム」の一環として投資。

1997年9月に今の姿に。


現在は礼拝のために使うユダヤ人社会もなく、

展示会、コンサートなど様々なイベントのために

使用されている。


2003年ユネスコ世界道産登録



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