一陽来復 冬至点
- ひとつよが
- 2024年12月21日
- 読了時間: 1分
更新日:1月25日
冬至点を超えて

キリリとした冬の空気に
光りの粒子が眩しい
穏やかな風が
水面に柔らかな波を
描き続ける
宇宙の青を写し出した舞台で
真新しい光の粒子が踊る
五感を乱暴に刺激してくる
日々のニュースの荒波との表裏で
目の前の湖面の優しい波紋は
ざわついた心を宥めてくれる
胸が塞がれるような出来事に
他人ごとのよう佇むしかなく
この瞬間
昨日と変わらず
自分は無事でいることに
不必要かもしれぬ
後ろめたさを感じることで
自分を正当化している
ということに
気づいてみたり
浸ってみたり
感情と思考の渦を
絡ませて思う存分
行ったり来たりさせてみる
矛盾
陰陽
それでも
そこに変わらずにある
光の存在と
それを映し出す存在を
忘れないように
柚子の代りに
有機レモンを使って
辛口の白ワインに
甘いバニラビーンズ
星を浮かべて
洋ナシをコトコトした
2024年12月21日の宵

一陽来復
感謝
最後までお読みいただきありがとうございます。
オンラインクラス開催中・ご参加お気軽に。
詳しくはこちらから
日々徒然はインスタグラムでも投稿中
Comments