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ひとつよが

ミュンヘン 教会巡り

どんより空の週末。


山は諦め久しぶりの街歩き。


ロックダウンに加えて労働節の祝日でスーパーも薬局もお休み。


唯一(?)その門と扉が開けられているのが教会。



ミュンヘンの旧市街地の

主要な6教会を巡るの巻。

2時間ほどのお散歩コースです。




教会は扉一枚で外の喧騒がぴたりと遮断され、


溢れる世俗的な情報から逃れられる場所。


重く厚い扉を閉じた瞬間から


静寂と独特の空気に包まれ


あっという間に次元が変わる。



人間が作り出した人口的な建築物ではあるけれど


教会やお寺は都会における山や森のような


役割を持っているのかもしれません。


古より人々が癒され祈り続けてきた空間は


足を踏み入れそこに佇むだけで


自分自身の内側の深いところが蘇る。


外に向いていた意識を自分自身の本質に繋げてくれる、


という意味では、こうした場所(教会や寺院など)は都会の人々の大切な拠り所。




大きな街で疲れた時に


ふと立ち寄れる場所があるということを覚えておきたいと思います。


 

St.Michael Kirche

聖ミヒャエル教会


地下には王家のお墓があり、ルードウィヒ2世もここに眠る。



 

Frauen Kirche

聖母教会



天にそびえる高さ100mの塔にふたつの玉ねぎ型の頂を持つ

ミュンヘンのランドマーク的な存在の教会。


窓がないように見える建築様式。


空に浮くように天井に掲げられたヴァン ダイク作の十字架にかけられた

キリスト像が圧倒的な存在感をもって目の前に現れます。


 

Theatiner Kirche

テアティナー教会


ローマカトリック教会

バロック様式


白い漆喰で統一された装飾に

天井窓からの採光がより一層

洗練された印象を与えていました。



 

Peterskirche

聖ペーター教会

老ペーター(ペーターおじいちゃん)の愛称も。


ミュンヘン最古の教会。

塔の上からは天気のいい日には

アルプスも見えるとのこと。



 

Heiliggeistkirche

聖霊教会


聖ペーター教会のすぐ裏に位置する教会。





 

Asam kirche

アザム教会


インパクト抜群なバロック教会。

異次元体験。


建築家兼芸術家であるアザム兄弟が私財を使って好きなように建てたプライベート教会。

ところが直に一般公開させられたそう。


ロックともヘビメタとも。

バロックを超えた何かものすごい異空間。


これほどまで装飾を考え出し、

創造し作り上げてしまったそのエネルギーに圧倒されてしまいます。


人間ってすごい。

アザム兄弟恐るべし。




 

巡回道順例



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