8月最後の土曜日
1932年に建てられた山小屋 Buchstein Hütte
ブッフシュタイン ヒュッテ
すでに秋の陽射しです。
暑さもだいぶ和らいでいました。
渓流の水の音を傍らに
山道を一歩一歩登る時間
疲労感すら心地よさに思えてきます。
夏の花はすっかり姿を消し
牧草地の枯れ草は小麦色になって
風に揺られている
まるで珊瑚のようなキノコ
キホウキダケ
じっと見ていると
海の底にいるような錯覚すら覚えます。
山も海も同じ地球上
夏のピークも 本日のランチタイムを終えた
午後3時の山小屋は
随分と静かで落ち着いていました。
帰り道では
放牧牛たちが待ち伏せし
大きなトンボも秋風に乗ってやってきた。
季節は刻刻と移り変わっています。
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