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ひとつよが

カポタムドラ Kapota Mudra


カポタムドラ

アヒンサー (非暴力)の為の鳩のムドラ

カポタ(鳩)は平和の象徴。



全ての存在に対しアヒンサーでいることにより

万物との本質的な統合が理解され

全ての交流や活動に平和が拡がります。


カポタムドラを結ぶことで

絆や繋がりが敬われ

非暴力の基盤となる受容の意識と

心同士の優しい交流が促されます。


呼吸と意識とエネルギーが

胸の中心に向かい

心地よく安全な居所に戻れる

感覚をもたらします。


内なる安全な場所(聖域)では

無意識に感情を露にすることなく

先ずは感情を受け入れ尊重し

思いやりを持って対処することが出来ます。


他人に対してだけでなく

自分自身に対しても非暴力であることが

全体の平和に繋がると考えています。



結び方

両手を胸の中心で合掌する。

5本の指先と手のひらの下部は合わせたまま、

指の関節を左右に開き、

手のひら同士で鳩の胸のように空間を拡げる。



期待される精神的な効果:

・思いやりと受容の心を高める

・静穏な感覚を取り戻す

・共感を高め分離の感覚を減らし本質的な統合に心を開く

・全体性と思いやりが覚醒する



期待される肉体的な効果

・呼吸と意識がが胸中心に向かうことによる

・胸腺周辺の血行促進

・免疫力、自己治癒力の促進など


参照文献:

ムドラ全書 Joseph and Lilian Le Page


 

ざわざわとするニュースに誰もが傷付き

いつの間にかネガティブな感情に

内側を占領されてしまいそうです。


止むことのない外側の情報から

意識的に自らを非難させる時間を確保し

自分自身の内なる静かな場所

優しい聖域を確認しましょう。


ひとりひとりの内なる平穏があってこそ

必要な人に温かな手を差し伸べることが

出来るのだと感じています。





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