Mudra ムドラ
手印
実はとても身近です。
いただきます、ごちそうさま、ありがとう、お願いします など、
何気なく普段から行う合掌 ( =アンジャリムドラ)。
親指を立てる「いいね!」のジェスチャー(メルダンダムドラ)も、
古くから伝わるムドラ。
私達は教わらなくとも習慣的にその時の意識や感情と共に、
自然と手印を結んでいることをとても興味深く感じます。
結び方: 人差し指に中指を絡め、親指と薬指を合わせ、小指は伸ばす。
パッリは避難所、シェルターの意。
自分自身に対するシュラッダ(信頼)を探す精神的な旅でのシェルターを
与えてくれるムドラ。
内への旅の途中に困難に遭遇してもシェルターの存在に落着き、
全てが学びであることを思い出します。
身体の背面に呼吸が促され背骨の配置が調えられることで、
呼吸が深まり落着きや集中力がもたらされます。
刺激がもたらされる親指や人差し指には
呼吸と関わりのある肺と大腸経絡が流れています。
瞑想だけでなく、ツイストや背骨を伸ばすアーサナとの相性が良く
ムドラを解いたあとに背中に心地好い呼吸が入ります。
呼吸の深まりと背骨への意識が高まることで
土台の安定感と確かな軸の存在感がもたらされます。
金曜日の [陰ヨガ75] や [ヨガと瞑想75] のクラスでは
アーサナや瞑想と共にムドラ(手印)にも触れてみましょう。
いつもありがとうございます。
毎週火曜水曜金曜オンラインクラス開催中 。
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