暦の上で1月17日は【冬の土用入り】。
18日後の2月3日に
冬土用が明け(節分)
翌日4日が立春、春の訪れです。
新年明けて間もない気がしますが
時は刻々と進んでいます。
土用
土旺用事(どおうようじ)から来ている雑節
意味 :
土が旺(さかん)に用事(動き、働き)をしている
農耕が主体だった日本で
土用の期間に避けられてきたことは
農耕作業、土いじり、建物などの工事。
(どうしても必要な時は
土公神が天に帰る間日に行う)
土公神(どこうしん/どくしん 土の神様)が
土の中に蠢いているので邪魔をしないように、
と言う感じでしょうか。
大地が自ら変容しながら
次の季節の準備をしている期間。
それをそっと見守る時間。
陰陽五行(水木火土金)思想で
土用だけは方角が東西南北ではなく
中央に位置づけられています。
移動には向かないよ
その場に落ち着いていなさいよ
と教えてくれています。
引越しや旅、転職などは避けたい季節。
私達人間も自然の一部。
冬土用は次の季節の春に向けて
自ら変容する心身の状態を
優しく見守る期間です。
調えたい経絡は胃と脾臓の経絡
土用について以前の記事『土用の経絡 胃・脾臓』は こちらから
最初の写真はドイツの牧草地の最近の様子。
今年は今のところ雪が少なく
早くも もぐらの穴と盛り土が
四方八方に見受けられます。
日本ではもぐらは害獣として
扱われることが多いようですが、
固くなった土を柔らかく耕してくれる
大地の中の働き者。
もぐら塚は良い土の証です。
もしかしたら土の神様 土公神の
お使いかもしれませんね。
そっと見守ります。
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