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ひとつよが

春のドイツ ワイン農家レストランBesen ベーゼン

去年12月に予定していた夫の故郷ドイツへのホームリーブ。 4ケ月ほど遅れて春の里帰りとなりました。

滞在は短く4泊のみですが

久しぶりの春のドイツを満喫してきました。

長くて寒く厳しいドイツの冬を終えて

イースターとともに春の訪れを迎えるこの季節。

水仙やれんぎょう。

桜やマグノリア。

どこもかしこも 花盛りです。

自然のエネルギーが溢れんばかり。

春の優しい陽光が大地に届き、

その温もりが柔らかな息吹とともに

眩しい輝きを放っているようでした。

枝の先には小さな蕾や芽。

今か今かと 開く時を待ち望んでいます。

もちろん人々も。

重いコートを脱いで。

さすがはドイツ。

大好きなビールを片手に。

老若男女。

まるでお祭りのような金曜の夕方の風景。

​上海から行くと

(最近は大分よくなったとは言えども・・) 青い空、澄んだ空気は何よりも贅沢。

淀みのない空気の中。

知らず知らずに呼吸も自然と深くなっている。

身体が

肺が

心臓も脳も

血管も。

自ら新鮮な酸素を取り込もうとしているのが分かります。

そして。

美味しいのは空気だけでなく・・・

ドイツご飯も!! (これはカラダというより【欲】というマインドが働く!)

ドイツに住み始めたばかりのころ。

和食が恋しくて恋しくて どーんと重いドイツ料理にうんざりしていたのに。

今となっては

普通のパンも

何気ないソーセージも

全部美味しく感じてしまう。

今回

ドイツについて最初に食べたのが

Curry Wurst(カレーソーセージ)という。

笑。

なんでしょう。

このB級グルメの美味しさ。

短期間での滞在となると

あれもこれもと

食欲が大変なことに・・・WWW!

(ヨギーニとしてどうなんだ!はこの際置いといて。人生楽しみます。)

南西ドイツ。 Baden-Württemberg州はワインの生産地としても有名。

ワイン農家が期間限定で自家農園のワインと郷土家庭料理を提供する『BESENベーゼン』。

『Besen』はドイツ語で「ほうき」の意味。

Besenが行われている時は こんな風に箒を掲げてオープンしていることを伝えてくれます。

収穫が終わり、農作業が減る晩秋から冬、春先にかけて行っている農家が多い。

今回もオープンしているBesenを見つけて行ってきました。

山の斜面一面に植えられた葡萄畑。

その畑の中にある一軒家。

クラッシックなドイツの家の雰囲気です。

期間限定のベーゼンを目当てに

地元の人々でオープン後すぐに満席に。

自家製のワインと伝統的な郷土料理。

右上:Besen platter 焼きソーセージ・マウルタッシェン(ドイツ風餃子)・自家製のハム

右下:Schlachtplatte レバーソーセージ・血のソーセージ・豚の塩漬け

それぞれ一皿に三種類の料理とザワークラウト。

(ザワークラウトかポテト料理を選べます。)

これで一皿10ユーロもしない上に、パンもついてきます。

ワインもグラスで2ユーロ前後。

ボトルでも5ユーロくらいからあります。

もちろん全て自家製。

もうお腹いっぱいです。

はちきれんばかりです。

でも食べたことは全然後悔してませんwww。

美味しく食べられるって幸せ。

隣接する蔵では自家製のワインを購入することも可能。

ボトルで3ユーロ程度から!

食べた後は

お腹ごなしに葡萄畑の広がる山道をお散歩。

この空の

青さに

広さに

高さに

食べ過ぎた お腹だけでなく ww。

頭の中のもやもや

思考の絡まり

感情の波も

あっという間に

緩められ ほどかれ 消化され

沈静される。

何もない空の青。

空。

全てを包み込んでくれます。

いつもありがとうございます!

ナマステ。

旅の写真、日々の写真などInstagramでもアップしています。 followお気軽に^^。

ひとつよがのクラス詳細はこちらから。

ワイン農家レストラン Besenの調べ方:

Besen / BesenwirtschaftはWurttemburgでの呼び名です。 地域によっては、Straußwirtschaft、Kranzwirtschaft など呼び方・通称が異なります。 ネット検索で地域名と、その地域での通称(“Besen”など)を入れてると地元紙のページなどにオープンしている農家・期間など、リストやカレンダーになって情報がが出てきます。機会があればぜひとも訪れてほしいドイツならではのワイン農家レストランです。

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