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ひとつよが

冬の北京 オペラと胡同散歩

先週末もことりっぷ^^。

三度目となる北京へ。

往きは新幹線で一人旅。 4時間半はちょっと長いなぁと思っていましたが。

出張で上海に来ていた北京出身の30代の女性が隣の席に。

ちょうど先週日本に行ってたのよーと、携帯で写真を見せてくれたり。

(大阪や京都の写真でした^^)

さらにはYOGAもやってたのー、なんて。

思いがけずYOGAトークも交えながら、気づいたら北京南駅に到着。

迎えてくれたのは大気汚染とは真逆の真っ青な空!

こんなきれいな日の北京も報道されるといいのになぁ。

塵一つないほどの晴天続きの週末でした。

ただし、本当に寒かった!!

乾燥と冷たい空気に肌がピリピリ。

わざわざこーーんなに寒い季節に寒い北国へ行った理由は。 オペラ【Thais タイス】with プラシード・ドミンゴ @ 国家大剧院歌剧院

指揮者でもあり、そして世界三大テノールの一人。

大病から復活して数年。

現在齢77歳。 現役のドミンゴ氏の歌声が聴ける!

これは貴重な機会と足を運んできました。

(2018年もアジア公演はこれだけのようです。)

言わずもがなですが・・・ものすごい迫力と存在感。

オペラもクラッシクもかじる程度の疎い私が

こんなに素晴らしい舞台を見ていいのかなぁと恐縮しつつも。

あっという間に引き込まれてしましました。

カーテンコールでは割れんばかりの拍手とやまないブラヴォー。

【Thais タイス】のストーリーは悟りをテーマにした内容。

娼婦タイスを愛した修道士アタナエルが、タイスを悟りに導くというもの。

オペラとしてよりもその中で演奏される『タイスの瞑想曲』が有名です。

一度は聴いたことがある曲ではないでしょうか。

演出も舞台装置として大々的にプロジェクションマッピングが使われていて

伝統的な大道具や衣装と現代のテクニックの融合がとても素晴らしかった。

会場となったのは2007年完成の中国国家大劇院。

シャルル ド ゴール空港と同じ建築家ポール・アンドリュー氏設計。 ガラス張りの天井や曲線の美しさにしばしうっとり。

翌日はのんびり胡同(フートン)散歩。 のんびりと落ち着いた五道营胡同や国子藍胡同がお勧めです。

伝統的家屋建築 四合院の残る路地。

外国人である私たちにとってもどこか懐かしい。

古い建物をリノヴェーションした

個人経営のギャラリーやデザインショップ。 おしゃれなカフェやレストランが集まっています。

カフェで一休み。

国子藍胡同にあるインテリアショップ『Lost and found』。

そして北京と言えば。 やっぱり。 北京烤鸭(ペキン・ダック)!

ホテルの近くに評価の良いレストランがあったので行ってみました。

夕方5時少し前に入店したのが幸運でした。

5分後にはあっという間にウェイティングの人でいっぱいに。

2時間待ちだそうです。

ここまで人気店とは知らず。

確かにとっても美味しかった!

モダンでシックなお店の作りや

洗練された味が今どきの北京っこたちに受けているのでしょうね。

サービスもとても良かったです。

『四季民福』 北京东城区东四十条25号

夜も更けて。

極寒の中。

ビールLOVEなドイツ人と一緒なので向かう先は。 北京のクラフトビールが飲めるブルワリー『Great Leap Brewing』。

こんなに寒いのに(マイナス10度)こちらも北京っ子と外国人でいっぱい!

ここはいったいどこの国なの? と思ってしまうほど多国籍な雰囲気。

Great Leap Brewing 大跃啤酒

北京市东城区新中街乙12号

それにしても。

中国の大都市の変貌の速さは本当にすごい。

数年前のイメージとは全然違う。 街の様子も。

そして若い人たちの意識や感覚も。

この国の変化のスピードには驚くばかりです。 もちろん取り残されている地域があることも忘れてはなりませんが。

そうそう。

胡同にはたくさん猫ちゃんがいました。 胡同には猫が良く似合う! まるでウサギみたいなこの子は お店の中の不思議な場所がお気に入りのようで。

白い什器に同化しているつもりか お客さんの声にも微動だにせず^^。

いつもありがとうございます。 ナマステ。

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