先週末は中国の新幹線=和偕号で南京へ。 1時間半くらいで到着です。
いろいろ物価の上昇が続くなか、交通費はまだまだリーズナブル。 上海から南京まで140元くらい。 日本円で2000円ほどです。
二度目の南京。 今回の目的地は『先鋒書店・Librarie Avant Garde』。 (南京市 广州路173号五台山体育馆地下车库(近拉萨路))
イギリスの国営放送BBCによって【世界の美しい書店ベスト10】に選ばれ、 アメリカのCNNも“中国で最も美しい書店”と評した書店です。
地下駐車場跡に作られた書店。 入り口も駐車場の跡そのまま。
中に入ると、想像してたよりもっと広い空間が広がっています。
駐車場のつくりそのまま、スロープになっていたり センターラインや方向指示のマークも。
地下にあって窓もないのに 不思議と閉塞感を感じない。
むしろ安心感のような、大きな秘密基地のような。 一日中いられそうな空間です。
机があって勉強されている方や、ゆっくり本を読まれている方も。 作家やアーティストを招いてトークイベントも行われているようです。 販売されている本を持ち込めるカフェも併設されていました。
中国語で本を読むことが出来なくとも 日本人。漢字は解ります。
知っている作家やタイトルに出会うと嬉しくなったり。
フラッグやロゴも素敵なデザイン。
販売されている雑貨類も楽しかった。
日本の本もジャンル問わず本当に多く翻訳されています。 装丁は日本版よりむしろこちらが素敵!と思えた春樹氏の『騎士団長殺し(刺殺騎士団長)』。
賑やかな市民の台所的な市場も好きだけれど、 本好きの人が作った、本屋さんも同じくらい好き^^。
そこに集まる人々も、なんかいいんですよね。
みんな静かに好きな本のページをめくってる。
本のタイトルを目で追いながらお気に入りになるかもしれない一冊の本を探していたり。
同じ空間にいるのに違う世界を楽しんでいるような。
そうそう、紙とインクの匂いも落ち着く感じ。
近所にあったら
毎日通ってしまいそうな先鋒書店でした。
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それにしても、この週末は大気汚染がひどかった! 空気品質測定で重汚染の表示レベル6を初めて見ました。
さすがにこの中を歩き続けるのは気が引けて、ホテルのプールで泳いだり。
それでも、翌日、お散歩日和とは言えませんでしたが玄武湖公園へ。
霧ではなく靄ですが、幻想的な雰囲気。
そしてなんともシュールなアヒルちゃんたち。
そしてもちろん、ご飯も美味しくいただいてきました。 南京のお料理は江蘇料理に含まれます。 家鴨(あひる)や川魚が中心。 甘めの味付けが特徴です。
川魚の鍋料理は白湯老麻魚。 生け簀からサイズを見ながら活魚を選ぶと しばらくして大きな鍋が運ばれてきました。 南京らしからぬ花椒の効いたスープは癖になります。
地元の人にも人気の南京大牌档へ。 お店の雰囲気も時代物のドラマや映画に出てきそうな感じです。
有名なアヒルの塩漬け=塩水鴨や 小籠包より少し皮が厚めの湯包など。
こちらは翌日の夕食。
焼売、湯包、紅焼肉、魚の甘露煮。 甘ーーーい!!
目的の書店にも満足。 南京料理にお腹を満たされて日曜のお昼には和偕号で上海へ。
あっという間に到着。
食べたカロリーを消費すべく、その足でスタジオへ^^。 フローのクラスで一汗流してすっきり。 充実した週末でした。
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