筋膜リリース用のセラピーボールが届きました!
ほどよい硬さと弾力が筋膜の深いところまでほぐしてくれそうです。
来週の陰YOGAクラスから少しづつ筋膜リリースをお伝えしていく予定です。
ターゲットエリアを絞り込み、セラピーボールを使って筋膜に適度な圧を加えます。
ボールを使うことで表層の浅筋膜から、さらにその奥にある深筋膜まで働きかけます。
いろいろな理由で固くなったり弾力のなくなった筋膜に、圧をかけたりマッサージを施すことで筋膜の再生を促しましょう。
圧のかけかたや、ボールの転がし方、動かし方など、アプローチする身体の部位に合わせてお伝えさせていただきます。
ほどよくリリースをした後に、いつもの陰YOGAのアーサナへ。
リリース前とリリース後の関節まわりの状態の違いや、身体に感じる柔軟具合を感じてみるのも楽しみです。呼吸の状態、リラックスの深さにも影響するかもしれませんね。
◇筋膜についてほんの少し
筋肉を包む膜は【Myofascia】で本来は筋筋膜。 日本語で『筋膜』と通常言われていますが、語頭の【筋】が省略されてしまたようです。
『筋膜』は英語で【Fascia】。
靭帯や腱膜、臓器を包んでいる臓器包など、多くの組織も含まれます。
リリースの対象である『筋筋膜』は浅筋膜、深層筋膜、筋上膜、筋周膜、筋内膜。
筋肉は筋繊維の束の束の束。
筋膜はその筋繊維を包み(筋内膜)、その束を更に包み(筋周膜)、出来上がった筋肉を更に包みます(筋上膜)。ちょうどミカンの皮の下に、房の薄皮があり、さらに実の一粒一粒にも膜があるような感じです。
なかなか人体の筋膜を目にすることは普通はありませんが、例えば鶏肉を調理する際に、お肉とお肉の間にうすーい白い膜があるのを見たことがありませんか?あれも筋膜です。
出典:カラー図解 筋肉のしくみ・はたらき事典 石井直方 (監修)より
筋膜は、本来は7割ほどが水分で弾力のある状態が望ましい。水分が十分に満ちていること=滑らかなジェルのような状態であれば、筋肉と筋肉の間がスムーズにスライドし、自由な動きへと繋がります。ところが、加齢による水分の喪失(=乾き・乾燥)や、酷使することによる劣化、生活習慣や生活環境、食事によっても変化していきます。筋膜の退化や劣化は、筋膜を固くしたり、癒着を生じさせたり。そこから自由な動きの制限、痛みやコリの原因、姿勢の悪さ、ゆがみなどへと繋がっていくのです。
使わな過ぎても使い過ぎてもNG。何事もバランスが大事ですね。
更に詳しく知りたい方へ。
こちらのページの説明がとても分かりやすかったので是非参照になさってみてください。
いつもありがとうございます。
ナマステ。