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ひとつよが

ドイツのクリスマス

こんにちは。 ドイツからGuten Tag!

夫の故郷ドイツに来ています。 クリスマスシーズンに滞在するのは久しぶりです。

寒くて曇天が低く垂れこめるドイツの長い長い冬。 夏の爽やかな風景から一転、木々の緑は落葉し一面セピア色の世界です。

しかしながら、クリスマスの4週前からは、小さな村から大きな都市まで、 各地でクリスマスマーケットが繰り広げられています。 市役所前広場やマルクトプラッツと呼ばれる普段は市場が立つ広場にたくさんのお店が並びます。

クリスマスオーナメント、日用品、自家製のソーセージやチーズ、紅茶やスパイスなどその土地の製品。 山小屋風のヒュッテレストランやスタンドでは地方の名物料理やデザート、もちろんソーセージも。 そしてどこのクリスマスマーケットでも振舞われるのがグリューワイン(ホットワイン)です。 各店大きな専用の鍋にオリジナルレシピで作っています。

大きなドイツ人が厚手のコートと毛糸帽、手袋をして白い息を吐きながら 熱々のグリューワインを手にして家族や仲間と楽しんでいる風景に 寒さも忘れそうな暖かな気配を感じます。

大人も子供も おじいちゃんもおばあちゃんも 赤ちゃんも そして国籍や人種にかかわらず こうして 同じ空の下 同じ時間を 平和に共有できること。 決して当たり前でない 毎日に感謝しています。

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